【注意喚起】総領事館等を騙る不審電話への警戒について

令和8年1月10日
【ポイント】
●この数日、総領事館員や日本の警察、検察官を騙る、日本語による不審電話についての問い合わせを多くいただいています。
●日本の在外公館や警察の職員が、電話や通話アプリで犯罪捜査を行ったり、IDの画像送信を求めたりすることは絶対にありません。
●また、これ以外にも「旅行に当選したのでご招待します」という不審電話の報告もあります。
●万が一、このような不審な電話を受けた場合には、決して一人で考え込まず、一旦電話を切って家族や知人または警察に相談してください。
 
【本文】
1 この数日、総領事館員や日本の警察、検察官を騙る、日本語による不審電話についての問い合わせを多くいただいています。
2 不審電話の内容
(1)あなたへの荷物が届いているので総領事館に来てほしい。
(2)あなたの携帯電話番号が国際テロ組織のマネーロンダリング犯罪に使われている。事情を聞きたいので総領事館に来てほしい。
(3)旅行に当選したのでご招待します。
3 電話の手口(上記2の例)
(1)総領事館員を名乗る者から、あなたの携帯電話番号で銀行口座が開かれ、犯罪組織に使われているため、総領事館にすぐ来てほしいと迫る。
(2)急には行けないことを伝えると、次に警視庁の警察官を名乗る者が電話口に出て、日本に来られないなら通信アプリ「シグナル(Signal)」を入れるように指示する。同アプリからビデオ通話にしたところ、日本の制服警察官が画面に現れ、身分確認を理由に「パスポート」「米国の運転免許証」を撮影して画像を送信、さらに位置情報(GPS)の設定をオンにするように指示する。その後、機密事項、守秘義務を理由にして相手側だけカメラをオフにする。
(3)さらに検察庁の検察官を名乗る者が電話口に出て、マネーロンダリングの事件内容を質問したり、電話を受けた側にも守秘義務があるので、この電話のことは誰にも口外しないように迫る。
(4)その後、不審な電話と気づき電話を切ったが、相手側とのやりとりは約2時間と長時間にわたった。
4 日本の在外公館や警察の職員が、電話や通話アプリで犯罪捜査を行ったり、IDの画像を送るように求めたりすることは絶対にありません。
5 当館HPに掲載中の下記お知らせもご覧ください。
 https://www.boston.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00863.html
6 このような不審電話は公的機関を名乗る人物が次々に登場し、一方的にまくし立てて電話を受けた側に考える隙を与えません。相手が混乱しているうちにお金や個人情報を引き出そうとします。
 万が一、このような不審な電話を受けた場合には、決して一人で考え込まず、一旦電話を切って家族や知人または警察に相談してください。