ニューイングランド6州の自動車運転の制度
令和6年10月31日
日本の運転免許証での運転の可否
ニューイングランド各州での運転免許証の取得方法(順次、各州分を追加します)
日本の運転免許証での運転の可否
道路交通に関する条約(1949 Road Traffic Convention)に基づき、ニューイングランド6州では、原則として米国入国から1年間、有効な日本の運転免許証で運転が可能です。ただし、各州の州法により、居住(residency)の有無によっては、日本の運転免許による運転可能な期間が1年でない場合があります。residencyの定義や最新情報については、各自で各州の担当部署にご確認ください。
日本の運転免許証で運転する場合に必要な携行書類
- 有効な日本の運転免許証
- 国際運転免許証(日本の運転免許証は英語記載がないので、実態として国際免許証の携行が必要です)
- 米国入国後1年以内であることを証明する書類
(参考:各州の制度(2024年10月))
州名 | 日本の運転免許証で運転できる期間(1年間でない場合) | 国際運転免許証携行の要否 | 参考サイト |
マサチューセッツ州 | 居住者は同州運転免許証を取得の要あり。 米国B1、B2査証での滞在者は同州運転免許証を取得できない。 |
不要 (ただし、英語記載がない免許証は、英訳を携行することが勧められている) |
RMVサイト |
コネチカット州 | 居住者は同州運転免許証を取得の要あり。 フルタイムの外国人学生は、有効な本国の運転免許証があれば、同州運転免許証を取得しなくとも良い。 |
必要 | DMVサイト |
ロードアイランド州 | 州内に居住してから30日以内に同州運転免許証を取得の要あり。 | 必要 | DMVサイト |
バーモント州 | 居住者は同州運転免許を取得の要あり。 | 必要 | DMVサイト |
ニューハンプシャー州 | 州内に居住してから60日以内に同州運転免許証を取得の要あり。 | 必要DMV | DMVサイト |
メイン州 | 州内に居住してから30日以内に同州運転免許証を取得の要あり。 | 必要 | BMVサイト |
マサチューセッツ州での運転免許証の取得の流れ
申請 | 書類が揃い、時間があれば同日に申請から仮免許証取得までを行うことも可能。 |
視力検査 | |
筆記試験 | 有料 Drivers' Manualから出題(英語版) 日本語の試験問題も選択可能 |
仮免許証の取得 | 筆記試験を合格すると仮免許証(Learner's permit)が交付される |
(仮免許証での運転) | 21才以上で1年以上の運転経験を有する米国内発行の運転免許証を持つ者が助手席に同乗することが必要 |
路上試験の予約 | https://atlas-myrmv.massdot.state.ma.us/myrmv/_/ |
路上試験 | 有料 受験者が試験用車両を持ち込む(仮免許証と同様に助手席への同乗者が必要) |
臨時免許証の取得 | 免許証手数料を事前払いしている場合、路上試験に合格すると仮免許証の裏面に試験官が署名する。この試験官署名入り仮免許証が路上試験日から30日間有効な臨時免許証となる。 免許証手数料を事前払いしていない場合、路上試験に合格した旨の記載がある仮免許証をRMVを持ち込み、手数料支払いの上、臨時免許証を取得する。路上試験合格日から30日以内に仮免許証をRMVに提出しない場合、路上試験合格は無効。 |
免許証の取得 | 有料(路上試験前に事前払い可能) 後日、郵送される。 |