ボストン市などにおける経済活動に対する規制強化(12月14日発表)
令和2年12月17日
【概要】
ボストン市は、サンクスギビング後の新型コロナウイルス感染者数、および入院患者数の増加を受けて、マサチューセッツ州の経済再開プランの「第3段階のステップ1」から、「(部分的に変更された)第2段階のステップ2」に戻し、規制を強化することを発表しました。
12月16日から、少なくとも3週間にわたり、屋内のフィットネスセンター、映画館、美術館、水族館などの施設が閉鎖され、レストランの屋内ダイニングでは、利用客の滞在時間は90分以内に制限されます。
州内の他の市でも同様に、経済再開プランの段階を戻し、規制を強化する動きがあります。
【詳細】
公的・私的な場所における集会については、屋内は10名まで、屋外は25名までに制限されます。
12月16日から、少なくとも3週間にわたり、以下の規制強化が行われます。
- 屋内のフィットネスセンター、多目的スペースを使用したジムを含む ヘルスクラブ、映画館、美術館、水族館、屋内のレクリエーション・運動競技施設(18歳以下の使用を除く)、屋内の歴史関連施設、屋内のイベント施設、屋内・屋外のゲーム場の閉鎖。
- オフィスは収容人数の40%を維持し、従業員には可能な限り在宅勤務を推奨。
- レストランの屋内ダイニングでは、利用客の滞在時間を90分以内に制限、店内のバーもボストン市による承認がない限り営業禁止。
- 18歳以上を対象とする芸術、ライフサイエンスなどの屋内教室は、参加者を10以内に制限。
- 屋外での集会、祝賀のためのイベント場の利用は25名以内に制限。
- 屋外の劇場、公演会場は、参加者を25名以内に制限。
ブロックトン市、リン市、ニュートン市、サマービル市でも同様の措置を行う動きが見られます。
【本件に関するボストン市のウェブサイト】
https://www.boston.gov/news/mayor-walsh-announces-boston-temporarily-return-modified-phase-two-step-two-reopening-plan-0