総領事館でのインターンシップを終えて

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ハーバード大学1年 佐野月咲

6月8日から6月21日まで、在ボストン日本国総領事館の政務班でインターンをさせていただきました。2週間という短い間ではありましたが、毎日、多岐にわたる仕事を経験する中で、得た知識や、気づいたことはとても多く、大学での学び方や進路、ボストンという地で自分ができる事について改めて考える貴重な機会でした。
今回、米国予備選挙についての分析や米朝首脳会談の報道についての分析など、与えていただいた仕事を通して、世界の政治についての見方や、日本の政治に対するの考え方が今までより明確になったと思います。各地方の予備選挙の選出方法や注目候補など、ここに来るまでは微量の知識しか持ち合わせていませんでした。知識もさることながら、各州の政治を見ることで、アメリカ国民の関心や政治家の考え方などに触れ、そしてそれがアメリカ全体の政治の方向性と大きく関わっているということを実感しました。今までは、日本の国際情勢といえば、当たり前のように国単位でのスコープで考えていましたが、今回、州単位で行われている政治や、地方で行われている国際交流に焦点をあてる仕事を通して、国際関係がどう築かれていくのか、その為にいかに地方政治が大切なのかを知ることができました。また、政治という側面においても、他国の情勢・文化・仕来りへの理解の重要性を改めて感じました。米朝首脳会談の報道について分析したり、総領事館の様々な分野の活動を拝見した際に、代表者同士の会話を通して左右される重大事項がたくさんあるということを再確認しました。政治状況だけではなく、相手国の文化や経済、歴史など様々な観点から入念な準備や研究をすることで、初めて成立する対話や構築される国際関係があるということを実感し、地方ごとに置かれた各総領事館の重要性や、そこで働く方々の様々な分野での努力によって、日本と世界という大きな関係がひとつひとつ実を結んでいくのだと認識しました。
今回のインターンを通して、米国の大学で自分が学んでいることや、他の学生と共に過ごしながら色々な分野の知識を得る日々に、改めて大きな意義を見出すことができました。在ボストン日本国総領事館にインターンとして迎え入れていただき、多くの経験と気づきをさせてもらえたことにとても感謝しています。本当にありがとうございました。