平成28年度外務大臣表彰(トム カーティン コンコード・七飯ネットワーク(CNN)代表、プリンドル玉枝コルビー大学教授)

平成28年7月14日

平成28年7月13日、日本外務省は、トム カーティン コンコード・七飯ネットワーク代表とプリンドル玉枝コルビー大学東アジア言語・文学学部教授の両氏に対し、それぞれの日本とアメリカ合衆国との相互理解の促進への貢献により、外務大臣表彰を行うことを発表しました。


トム カーティン氏は、昭和42年にコンコード・カーライル高校のカウンセラーとなり、平成19年までの40年間、コンコード町の若年層の指導・教育に心血を注がれました。この間、「思い出の広島」や「北海道パイオニア」と題する日本関連ビデオを作成し,コンコード地域における日本紹介に尽力されました。平成7年には「コンコード・七飯・ネットワーク(CNN)」会長に就任し、以来、現在まで20年以上に亘り日米両国間の交流に貢献なさっています。平成27年マサチューセッツ北海道協会会長に就任,マサチューセッツ州と北海道との交流促進に貢献されました。


プリンドル玉枝教授は1985年より30余年に亘り、米国メイン州コルビー大学で日本語及び日本文学・映画等の教鞭をとる傍ら、活発にこれらの分野や日本の歴史・文化・社会に関わる書物の出版・講演活動を行なわれました。また、日本文学の翻訳本には日本企業、労使関係等の経済小説が多数含まれており、それらの経済小説は米国の大学多数が教科書として使用しています。文法練習用ハイパーカードの著者としても有名で、日米相互理解促進に多大な貢献をなさっています。


日本外務省は,長年に亘るこれらの活動によって,両氏が日米交流及び対日理解促進に果たしてきた貢献は極めて大きいものであると認め,その貢献を称え,その活動に対する一層の理解と支持を得るため,外務大臣表彰を行うことを決定しました。
両氏に対する表彰状の授与式は,後日適当な時期に実施される予定です。


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