中釜AMED理事長ニューイングランド地域の日本人研究者と意見交換会~日米ライフサイエンス連携を加速(2026年9月1日)

令和8年9月4日
  
 

2026年9月1日、髙橋総領事は、ボストン訪問中の中釜斉 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)理事長と、当地で活躍する日本人研究者(Principal Investigator:大学等における研究主宰者・責任者、以下「PI」)との意見交換会を開催しました。今回の意見交換会には、ニューイングランド地域で活躍する日本人PIに加え、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)をはじめとする日本政府関係機関関係者、当地のベンチャーキャピタル関係者等、約50名が参加しました。

 

本会合は、当館がJ-NEXUSの取組の一環として進めているニューイングランド地域の日本人PIネットワーク構築の取組の一環として開催したものです。本年2月のJ-NEXUS立ち上げ以降、当館は継続的な情報発信やネットワーク活動形成を通じて、このネットワークを拡充しており、現在では約60名の研究者が登録されています。

 

ボストンを中心とするニューイングランド地方は、世界有数のライフサイエンス・バイオテクノロジー拠点として、大学、医療機関、スタートアップ、投資家が集積する創薬エコシステムを形成しています。こうした戦略的価値観を鑑み中、AMEDは本年9月にボストン事務所を開設し、日本と米国の研究機関や産業界との連携を一層強化していく予定です。

 

意見交換会では、AMEDよりボストン拠点の設立目的や日本発創薬スタートアップのグローバル展開支援に向けた取組について説明が行われました。これを受け、参加したPIからは、医療・研究データの利活用促進、若手研究者の国際的人材育成、日米共同研究の推進方策等について活発な意見が示されたほか、日本発創薬シーズの事業化や国際共同治験の推進、ボストンの創薬エコシステムとの連携強化の可能性について幅広い意見交換が行われました。

 

在ボストン日本国総領事館は、今後もニューイングランド地域における日本人研究者ネットワークの強化を図るとともに、日本の研究機関、政府機関、産業界及び投資家との連携を促進し、日米間の科学技術・イノベーション協力の深化に取り組んでまいります。