ボストン科学博物館による日本の科学技術・イノベーションをテーマとしたイベント「Innovation Spotlight: Japan」の開催(2026年5月31日)

令和8年6月5日
髙橋総領事
ティム・リッチー館長
シンシア・ドワーク博士
土屋健太JAXA所長代理
内田舞ハーバード・メディカルスクール准教授
 5月31日、ボストン科学博物館と当館の共催で、同博物館史上初となる日本の科学技術・イノベーションをテーマとしたイベント「Innovation Spotlight: Japan」を開催しました。
 本イベントは、5月26日~5月31日にMIT発タフテック・アクセラレーターであるザ・エンジンが主催する`Boston Tech Week`公式イベントの一つに位置付けられており、ロボティクス・人工知能、量子、宇宙、先端科学などを中心とし、日本がリードするイノベーションの最前線で活躍する研究者、企業関係者、政府機関関係が一堂に会し、体験・展示・講演を行いました。
 
 当日は、ボストン科学博物館基調講演用のステージ(ブルーウィング1階)にてティム・リッチー館長、髙橋総領事が開会の挨拶をしました。同開会式では、2025年にノーベル生理学・医学賞を受賞された大阪大学免疫学フロンティア研究センターの坂口志文特任教授からビデオメッセージが寄せられました。その後、2026 Japan Prize(日本国際賞)を受賞したシンシア・ドワーク博士(ハーバード大学コンピューターサイエンス学科教授)が「There's Science for That! AI, Responsibility, and Choice」と題してAIやプライバシーに関する講演を行いました。その後、土屋健太・宇宙航空研究開発機構(JAXA)所長代理による「Us-Japan Collaboration in Space: From ISS to Artemis」と題する、日米の宇宙分野における協力の現状と展望に関する講演、午後からは、内田舞ハーバード・メディカルスクール准教授と田中秀宣ハーバード大学CBS-NTT知性物理学プログラム博士が「Stories, Brain Science, and AI: The Neural Way of Seeing the World」と題し、科学と人間の認知の深い関わりについて講演を行いました。
 
 基調講演は分野横断的に活躍する第一線の先端分野の示唆に富む内容で、来場者との活発な交流と議論が行われました。また、会場では全18の研究機関、企業、政府機関、団体がブースを設け、日本のイノベーションを来場者が体験的に理解できる形で発信するとともに、出展者と来場者の間で活発な交流が展開されました。
 
 在ボストン日本国総領事館では、今後もJ-NEXUSのプラットフォームを基盤とし、当地のイノベーション・科学技術分野で活躍される関係者の皆様と連携しながら、我が国の科学技術を世界に発信してまいります。
田中秀宣博士
ブース(1)
ブース(2)
ブース(3)
集合写真