2025年ボストン日本祭りの開催が開催されました

4月26日-27日、2025年ボストン日本祭りが今年初めてボストン・コモンとダウンタウン・クロッシングの2か所で開催され、ボストン日本祭りの名誉会長を務める髙橋誠一郎総領事が参加しました。
 
ボストン・コモンの開会式では、日本祭り実行委員会の光岡伸洋会長の開会宣言のあと、髙橋総領事が挨拶し、日本とマサチューセッツとの長い歴史やマサチューセッツ州議会で「Japan Day」が設定されたことに触れ、ボストン日本祭りが、日本人コミュニティだけでなく、ボストン、マサチューセッツ州、ニューイングランド、そして世界中の人々にとって象徴的な年に一度のお祭りとして永遠に続くことを願っていますと述べました。その上で、日本の伝統文化やポップカルチャー、持続可能な社会への取組み、日本の食文化を心ゆくまで楽しんでくださいと挨拶しました。
 
また、2025年4月26日をボストン日本祭りの日とするミッシェル・ウー・ボストン市長の宣言が読み上げられたあと、モーラ・ヒーリー知事のビデオメッセージが披露され、ヒーリー知事は、この日本祭りは科学・技術、ビジネス、学術、文化の分野に拡大するマサチューセッツと日本との関係を具現化するものであり、この関係を今後一層強化していきたいと述べました。
 
このほか、開会式には、マサチューセッツ州のエリカ・アイターホーベン下院議員、ジョン・モラン州下院議員、デニス・チャン・サンジオロ下院議員補佐官、モニーク・トゥ・グェン・ボストン市移民推進局エグゼクティブディレクター、ジェイムズ・コリモン・ボストン市儀典次長が参加しました。
 
この祭りは、当地の日本人コミュニティを中心としたボランティアから構成される実行委員会が準備・運営した祭りです。雨模様にもかかわらず、ボストン日本祭りは、大勢の方が来場しました。ボストン・コモンとダウンタウン・クロッシングのステージでは、様々なジャンルの音楽やダンスのパフォーマンス、コスプレファッションショーなどが披露され、ラーメン、お好み焼きなどの日本食の販売、日系企業の紹介、日本文化紹介、物品販売などのブースが多数出展されました。日本文化を紹介する文化ワークショップブース、日本祭りや参加企業による環境負荷低減の取組みを紹介するサステナブル・ブースも盛況でした。
 
今回の日本祭りでは、ギリシャコミュニティとの相互文化交流や、会場全体で日系人の盆踊りを踊るなど、様々なコミュニティが一体となる素晴らしい祭りとなりました。