ニューイングランド地域での経済活動再開(7月6日からの第3段階への移行他)

2020/7/6
●マサチューセッツ州が,映画館,博物館,フィットネスセンターの利用の解禁など,更なる緩和を発表しました。また,人の集まりに関する規制についても,これまでより緩和することとなっています。
●マスク着用,人的距離,感染経路把握のための連絡先収集など,業種ごとに安全確保のための条件が伴います。感染予防には引き続き注意してください。


1 マサチューセッツ州は,7月6日以降,計4つの段階の第3段階となる映画館やフィットネスセンターなどの利用解禁・緩和を進めると発表しました。(ただしボストン市内については13日以降となります。)

2 この第3段階は,これまでの第1~2段階よりも時間をかけ,徐々に4つの細かいステップに分けて進めるとされており,最初のステップでは主に次のような業種や施設の利用について,規制を緩和するとされています。
(1)映画館,屋外での上演パフォーマンス
(2)博物館・美術館,文化・歴史的見学施設
(3)フィットネスセンター
(4)人的接触の程度が低いいくつかの屋内娯楽活動(カジノなど)
(5)プロ・スポーツについては,観客を場内に入れない形での試合開催が可能となる
(6)なお,人の集まりについてもこれまでよりも緩和され,1000スクエアフィート(約93平方m)あたり8名まで屋内での集会等が許可されますが,単一の閉鎖空間では最大でも25名を超えてはならないとされています。屋外の囲まれたエリアでの集会については,定員の25%まで,最大でも単一の空間あたり100名までとされています。
 
◆詳しくは,マサチューセッツ州政府発表サイトをご参照ください。
https://www.mass.gov/news/reopening-massachusetts-baker-polito-administration-initiates-transition-to-third-phase-of
(衛生条件などの詳細は:https://www.mass.gov/resource/reopening-sector-specific-protocols-and-best-practices
 
3 ニューイングランド地域での他の州では,次のような経済再開の動きがみられます。
(1)コネティカット州では,6月25日から他州からの移動について,ニューヨーク州,ニュージャージー州と同じ規制(10万人あたりの感染者が10人以上,または陽性率が10%以上の州からの旅行者には14日間の自主検疫を要請)を行っています。また,秋からの学校再開(対面・フルタイムでの授業を想定)に向けた包括的プランが発表されています。
 (詳細)https://portal.ct.gov/Coronavirus/Reopen-CT
 (学校再開関連)https://portal.ct.gov/SDE/Press-Room/Press-Releases/2020/Adapt-Advance-Achieve
 
(2)メイン州では,7月から第3段階に入っていますが,当初7月1日に予定していたバーの屋内サービス再開は延期されています。一方,移動に関する規制については,州外からの旅行者に,14日間自主検疫または到着72時間前までに行った検査での陰性を証明すればホテルに宿泊できるようにする措置を行っていますが,例外としてニューハンプシャー州とバーモント州に加え,コネティカット州,ニューヨーク州,ニュージャージー州からの旅行者も,7月3日から条件なしで宿泊可能とし,観光促進を進めています。
(詳細)https://www.maine.gov/covid19/
 
(3)ニューハンプシャー州では,6月28日から、宿泊を伴うキャンプの再開(マスク着用,スタッフの衛生管理訓練など,条件あり),6月29日から、成人向けデイケア(介護)サービス、アミューズメントパーク、美術・音楽教室、映画館、舞台芸術会場の再開が可能になりました(各業種・サービスごとの規制・ルールあり)。
(詳細)https://www.nheconomy.com/whatsopen
 
(4)ロードアイランド州では,6月30日から第3段階が開始され,移動に関する規制の緩和(陽性率が5%以上の州から訪れる者は、14日間の自主検疫を行うか、州到着前の72時間以内に受けた検査で陰性だったことを証明することが必要),集結やイベントの参加人数に関する規制の緩和(室内25名,屋外50名,結婚式などで例外的規模を容認)が行われています。また,7月8日から,長期介護施設、介護サービスつき住宅の訪問が可能になる予定です。
(詳細)https://www.reopeningri.com/
 
(5)バーモント州では,6月初旬に行った移動に関する規制緩和(ニューイングランド地域およびニューヨーク州の郡で,感染者が100万人あたり400人以下の群の住民は,14日間の検疫なしにバーモント州を訪れることが可能,また,これらの群にバーモント州民が訪れることも可能)を,7月1日から,デラウェア,メリーランド,ニュージャージ-,オハイオ,ペンシルベニア,ヴァージニア,ウェスト・ヴァージニア,ワシントンDCからの旅行者にも拡大しています。
(詳細)https://accd.vermont.gov/news/update-new-work-safe-additions-be-smart-stay-safe-order