ニューイングランド地域での経済活動再開(6月19日発表他)

2020/6/22
●マサチューセッツ州が,レストランの室内サービス解禁など,更なる緩和を発表しました。
●マスク着用,人的距離の確保,感染経路把握のための連絡先確保など,厳しい条件が伴います。感染予防には引き続き注意が必要です。
 

1 ベーカー・マサチューセッツ州知事は,6月19日の会見で,4つの段階の第2段階として6月8日から進めている商店・各種サービスの緩和を更に前進させると発表しました。
 
2 22日以降,テーブルの間の距離(2m)の確保など感染防止措置・衛生条件を整えることができたレストランについては,屋内での飲食サービスを許可(パーティー形式の集客や,バーの利用は引き続き禁止)。接触が密とされ再開を見送っていたネイルサロン,メイクアップサロン,マッサージなども同日以降再開可能ですが,接触する椅子やタオルの消毒徹底など,厳しい条件が課されています。
 
◆(詳細)マサチューセッツ州政府発表サイト
https://www.mass.gov/news/reopening-massachusetts-baker-polito-administration-initiates-transition-to-step-two-of-second
 
3 ニューイングランド地域の各州における経済活動再開のその後の主な進展に,以下のようなものがみられます。いずれも,感染・入院患者数等のデータが十分改善方向にあることを前提に進めることが大前提であり,マスク着用,入店人数制限,情報管理など厳密な条件が課されており,引き続き感染防止に向けた注意が必要です。
 
(1)コネティカット州では,6月17日から開始した経済再開の第2段階が順調に実施されていますが(前回記事参照),レストランの室内飲食についてはバーの利用禁止など,上記と同様の厳しい制限があります。このほか,サマースクールが7月6日以降解禁される見込みとされています。なお,公共交通機関の安全な利用のため,乗客のマスク着用のほか,バスは後方ドアからのみ乗車可とする規則が設けられました。
(詳細)https://portal.ct.gov/Coronavirus/Reopen-CT
 
(2)メイン州では,州外からの旅行者について,14日間自主検疫または到着72時間前までに行った検査での陰性を証明すればホテルに宿泊できるようにする措置を当初予定の7月1日から6月26日に前倒しで実施予定。特にニューハンプシャー州とバーモント州からの旅行者は,6月12日以降条件なしで宿泊可能とするなど,観光促進を進めています。
(詳細)https://www.maine.gov/covid19/
 
(3)ニューハンプシャー州では,6月15日以降,アマチュア・スポーツ,ボウリングなど娯楽・ゲーム施設,スポーツジム,美術館・画廊,葬儀所などの再開を許可。自宅待機令は6月15日に失効。また,22日からデイ・キャンプの再開が可能になりました(マスク着用,スタッフの衛生管理訓練など,条件あり)。
(詳細)https://www.nheconomy.com/whatsopen
 
(4)ロードアイランド州では,6月1日から開始した第2段階で,ネイルサロンやスポーツジムの解禁が進んでいますが,州政府で開発したアプリCrushing Covidを通じて,一層の情報提供を進めるとしています。早期検査推進のため,レストランの従業員やバス運転手に症状がなくても検査を受けられるようにするなど,防止対策を広げている状況です。
(詳細)https://www.reopeningri.com/
 
(5)バーモント州では,19日の発表で,26日以降,芸術・エンタメ等イベントやレストランの屋内飲食での集客を,通常定員の50%まで(又は100平方フィート当たり1名とするなどの基準あり)許可することを可能とする規制緩和が打ち出されました。
(詳細)https://accd.vermont.gov/news/update-new-work-safe-additions-be-smart-stay-safe-order