ボストン市における経済活動に対する規制強化期間の延長 (1月5日発表)
【概要】
ボストン市は、新型コロナウイルス感染者数、および入院患者数の増加が収まらないことから、マサチューセッツ州の経済再開プランの「(部分的に変更された)第2段階のステップ2」を継続し、規制強化期間を当初予定していた1月6日までから、少なくとも3週間延長することを発表しました。
オフィス、屋内レストランなどでは、昨年12月26日から実施されている州の収容人数規制(25%)が適用されます。
【詳細】
1月27日まで、以下の規制強化が延長されます。
多目的スペースを使用したジムを含む、屋内のフィットネスセンターおよびヘルスクラブ、映画館、美術館、水族館、屋内のレクリエーション・運動競技施設(18歳以下の使用を除く)、人的接触頻度が低い屋内のレクリエーション施設(バッティング・センター、ゴルフ練習場、ボーリング場、ロック・クライミング・ジム)、観光・ツアー(バスツアー、ダックツアー、クルージング、ホエール・ウォッチング)、屋内の歴史関連施設、屋内のイベント施設(会議室、ダンスホール、パーティ・ルーム、社交クラブ)、屋内・屋外のゲーム場の閉鎖。
レストランの屋内ダイニングでは、利用客の滞在時間を90分以内に制限、店内のバーもボストン市による承認、および着席使用の計画のチェック・承認がない限り営業禁止。
18歳以上を対象とする芸術、ライフサイエンスなどの屋内教室は、参加者を10名以内に制限。
屋外での集会、祝賀のためのイベント場の利用は25名以内に制限。
屋外の劇場、公演会場は、参加者を25名以内に制限。
以下の業種・施設では、12月26日から実施されている州の規制を適用し、収容人数を25%に制限。
オフィス、屋内レストラン、近距離での人的接触を伴うサービス、礼拝所、小売、ゴルフ施設
ボストン市の感染状況は、昨年12月30日時点で陽性率が8.8%(前週の6.5%から2.3%ポイント上昇)、医療機関の成人用ICUの占有率は、1月3日時点で93%に上っています。