ハリケーン「Irene」の接近に対する注意喚起章
現在、米国南東海岸にハリケーン「Irene」が接近しております。このハリケーンは今後東海岸を北上し、ニューイングランド地域への接近も予報されています。今回のハリケーンの強さは最大でカテゴリー4(一番強いカテゴリーは5となります)と予想されており、今後ニューイングランド地域に接近した場合でも、地域によっては強風を伴う風雨が発生する可能性があります。在留邦人の皆様におかれましては、今後のハリケーン情報に十分注意し、特に沿岸部又は河川の近くにお住まいの方におかれては、必要に応じ安全な場所に避難する等の十分な安全対策を行うようにして下さい。
○ ハリケーンに関する安全情報(ウェブサイト)
☆ ニューイングランド地域緊急事態対応窓口:
http://www.boston.us.emb-japan.go.jp/ja/CONSULAR/Seikatsuanzen/2010emergency.html
☆ Tropical Storm Risk: http://www.tropicalstormrisk.com/
なお、洪水発生の際の代表的な注意事項につきまして以下の通りお知らせいたしますので、安全対策の参考にしていただければ幸いです。
- 河川及び住宅地における側溝の氾濫・洪水を警戒し、お住まいの地域でどこの場所が氾濫・洪水になる可能性があるか事前に確認し、河川や低地の洪水等に警戒しましょう。
- 満潮時における沿岸部への接近を回避し、沿岸地域における高潮等の異常潮位へ警戒してください。
- 地域の安全機関からの避難要請に留意し、避難の際には同機関からの指示に従い危険箇所を回避して避難を行ってください。
- 自宅等からの避難を行った場合、各種報道及び地域の安全機関からの情報を随時確認しましょう。地域の安全が確認されるまで自宅への帰宅は控えましょう。
- 自宅等に帰宅する場合、建物の損傷をよく確認し十分な安全確認を行いましょう。
- 自宅等の建物以外の損害状況(ガス漏れ、電気回路、暖炉、電化製品、排水設備等)も十分に確認しましょう。
- 大雨等により河川等が氾濫した場合、氾濫した水域の水質はガソリン等の油、生活排水により汚染している可能性がありますので、氾濫した浸水域への接触・接近は避けましょう。
- 洪水・氾濫により発生した浸水域への車両の進入は絶対に避けましょう。自動車は2フィート(約61センチ)程度の水位でも簡単に流されることがあります。
- 断線した電線の近くからは離れるようにしましょう。断線した電線からは電気が引き続き流れている可能性があり、水に浸かった電線はその氾濫した浸水域全体に漏電していることがあります。
(2011/08/25)
◎お問い合わせ先
在ボストン日本国総領事館
Consulate-General of Japan in Boston
Federal Reserve Plaza 22nd Floor,
600 Atlantic Ave., Boston, MA 02210
TEL:617-973-9772,FAX:617-542-1329