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空港での手荷物の紛失にご注意下さい!

 米国内では2001年の同時多発テロ事件以降、各空港においてテロ防止の観点から、連邦運輸保安局(Transportation Security Administration:TSA)に よる厳格なセキュリティーチェックが行われています。特に、航空機に預け入れるスーツケース等の荷物が施錠されている場合、当局によるセキュリティーチェック の際に錠が破壊される可能性がありますので、貴重品類は機内持ち込み用手荷物にして、預け入れ荷物には施錠しないよう求められています。

 このような状況の中、邦人旅行者の中には、施錠していないスーツケース等に多額の現金や貴重品、土産品等を入れたまま航空機に預け入れた結果、 これらの貴重品が紛失するケースが発生しています。

 また、日本からボストンへ観光や出張等で訪れた旅行者が途中乗り継ぎ地(シカゴ、デトロイト、ニューヨーク等)の空港の保安検査エリアにおいて、 機内持ち込み用の手荷物をX線金属検査機に通す際に本人が目を離した僅かの隙に、パスポートや現金、貴重品の入ったブリーフケース等を何者かに 持ち去られるという被害も報告されています。

 つきましては、航空機を利用して米国内をご旅行の際は、以下の点に十分ご注意下さい。

 現金や貴重品類はスーツケース等の航空機への預け入れ荷物には入れず、必ず携行品として機内へ持ち込む必要があります。

 たとえ空港内の保安検査エリアであっても安心せず、特にパスポートや現金、クレジットカード等の貴重品(金属探知機に反応しないもの)は、 バッグ等に入れて持ち歩かず、必ず身に着けておくようにして下さい。

 なお、預け入れ荷物から物品が紛失した場合には下記のTSAホームページから苦情届出フォーム(SF-95 Claim Form)を入手し、 苦情届出(英語による)を行うことができます。

 

米国連邦運輸保安局(TSA)のホームページ

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