スー・C・ルート マサチューセッツ北海道協会共同会長 旭日双光章を受章
日本政府は，４月２９日，スー・C・ルート マサチューセッツ北海道協会共同会長に対し，日本・アメリカ合衆国間の友好親善に寄与した貢献から，旭日双光章を授与することを発表した。
ルート共同会長はマサチューセッツ北海道協会が平成2年に設立されて以来、現在までの22年間の永きに亘り同協会の役員として，北海道との各種交流に積極的に貢献。平成7年からは共同会長として献身的に日米の草の根交流や文化交流に関与し、日米相互理解に貢献している。平成12年の姉妹州提携10周年記念行事の際は、共同会長として、北海道知事を団長とする総数70名の訪問団の受け入れ、各種行事を成功させた。平成22年の20周年でも、ルート共同会長の活躍により、日本の訪問団がマサチューセッツ州を訪問し、「友好及び姉妹提携に関する共同声明」に署名した。この他、北海道とマサチューセッツ州との間では様々な交流事業が連鎖反応的に拡大してきており、右は交流初期においてその基礎を築いたルート共同会長の働きに依るところが大きい。
ルート共同会長は、平成5年にスプリングフィールド市と滝川市との姉妹都市提携以来19年間に亘り、草の根の国際交流に貢献。この姉妹都市関係は、隣町のロングミドーにもおよび、各種文化交流・スポーツ交流・ホーム・ステイ等の行事を積極的にアレンジし、自ら自宅を開放して訪問団員のホーム・ステイ先となった。
ルート共同会長は、昭和61年「西マサチューセッツ国際問題評議会」より事務局長として、18年間に亘り、西マサチューセッツ地方を含むニュー・イングランド地域の有識者の外交知識向上に貢献した。平成15年以降は理事として活躍している。
日本政府は，これらの貢献に照らして，スー・ルート共同会長が旭日双光章を受章するにふさわしい人物であると見なし，同氏への叙勲を発表することを喜ばしく思う。
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